教育関係で長年ご活躍された、さいたま市のSさんの想い出を
刺繍額装を致しました。 この刺繍はタイ・ライスにいる
少数民族のモン族が約20年前に、Sさんへ感謝の気持ちとして贈られたものと云います。
大変想い出の詰まった(又実際に重い刺繍)は、
残念ながら現在ではモン族でもその技術が伝承しておらず、今では作ることが出来なくっているといいます。そういった意味でも非常に文化的・歴史的価値のあるものです。 写真では良くは判らないでしょうが、非常に精密で且つ立体感のある重厚な刺繍で、これを手造りで織って行ったとは、想像もつかないほどの時間のかかる作業であったことでしょう。 そうした大作をSさんへ贈ったという事実は、
モン族のSさんへの感謝の証と言えることでしょう。
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