薄手の紙や布の裏面に糊を用いて補強の紙(和紙)を張ることを言います。

裏打ちすることによって、作品自体がピンと張り、強度が増し、 布地の場合には布目が崩れないように安定させることができます。
掛け軸はもちろん、額装においても用いられる手法です。
また、古来より行われてきたのは水と糊を使った接着方法ですが、 近年では熱と糊によって接着する「熱圧着」の手法も用いられます。